「コーヒーを美味しく飲みたい!」
そんな自宅でも美味しいコーヒーの飲み方を知りたい人へ、コーヒー豆の選び方や自宅でのコーヒーの飲み方をご紹介します。
コーヒーの特徴や正しい入れ方を知れば、おうち時間をより有意義に出来るはずですよ。
自宅で美味しいコーヒーを飲むためには器具や道具を揃える必要あり
自宅で美味しいコーヒーを飲みたいという場合は、器具や道具を揃える必要があります。しっかりと器具や道具を揃えることで、コーヒー豆本来の味を引き出すことができますよ。
本格的なコーヒーを飲みたいという方は、次の道具を揃えるようにしてください。
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- コーヒーポット
- スケール
- サーバー
- グラインダー(ミル)
上記が本格的なコーヒーを飲むために必要な器具や道具になります。
それぞれの器具や道具については、ドリップコーヒーを美味しく淹れるコツとは?おすすめコーヒードリッパー3選?で詳しく解説しているので、参考にしてください。
自宅で楽しむコーヒー豆の選び方
コーヒー豆の焙煎度を選ぶ
コーヒーの焙煎度によって酸味や苦味などのコーヒーの味わいが変化します。
この焙煎度によってコーヒーの味わいが8割決まると言われています。
焙煎深度 |
焙煎段階 |
味 |
浅炒り |
ライトロースト |
? 酸味
↑
↓
苦味 |
シナモンロースト |
中炒り |
ミディアムロースト |
ハイロースト |
深炒り |
シティロースト |
フルシティロースト |
フレンチロースト |
基本的には「浅炒り・中炒り・深炒り」の3種類とされており、浅炒りになるにつれ酸味が強くあっさりとした味わいになり、深炒りになるにつれ苦味が強くコーヒーの風味が強くなります。
喫茶店や自宅で飲む「レギュラーコーヒー」は「ハイロースト」・「シティロースト」が多くなります。
また、ブラックかミルクを入れるかなどの飲み方によっても、相性が良いものと悪いものがあります。
ブラック派には中炒り〜中深炒り、ミルクを入れるなら中深炒り〜深炒りを選ぶといいでしょう。
コーヒー豆の産地を選ぶ
焙煎度がコーヒーの味わいを8割決めていますが、コーヒーの産地によっても特徴は異なります。
1つの産地のみのコーヒー豆を「ストレート」、複数の産地のコーヒー豆を配合したものを「ブレンド」といいます。
コーヒー豆の栽培は赤道を挟んで南北25度の間が盛んであり、大きく分けてアフリカ・アジア・中南米とあります。
アフリカ |
アジア |
中南米 |
・ケニア
・モカ(エチオピア)
・キリマンジャロ(タンザニア) |
?・マンデリン(インドネシア) |
?・ブラジル
・コロンビア
・グアテマラ
・ハワイ(コナ) |
有名な品種は上記ですが、産地によっても特徴が変わるので、まずはブレンドから好みを狭めて好みの産地を選ぶといいでしょう。
ドリップコーヒーを美味しく淹れるコツは?
ドリップコーヒーを美味しく淹れるためには、次のことを意識する必要があります。
それぞれについて詳しく解説します。
コーヒー豆の量
コーヒー豆の量は「浅煎り」「中煎り」「深煎り」によって異なります。
- 浅煎りの場合・・・10g〜12g
- 中煎りの場合・・・12g〜15g
- 深煎りの場合・・・14g〜17g
上記が1杯分のコーヒー豆の量になります。
一度に多くのコーヒーを抽出してしまうと、コーヒーの苦味が強く出てしまいます。そのため、美味しいコーヒーを飲みたいという場合は、一度に1杯〜3杯分を抽出するようにしましょう。
お湯の量
コーヒーを抽出する際のお湯の量は、150cc〜180ccが目安となります。お湯を注ぐ量によってコーヒーの味は変化するため、150cc〜180ccの間で調整するようにしてください。
また、お湯を注ぐ際は、ヤカンなどではなく、コーヒードリップポットを使用することがおすすめです。コーヒードリップポットを使用すると、お湯の量を細かく調整することができるため、自分好みコーヒーを淹れることができます。
コーヒードリップポットについては、
コーヒードリップポットの選び方とは?ドリップポットおすすめ3選?で詳しく解説しているので、参考にしてください。
お湯の温度
コーヒーは、お湯の温度により、味が変化します。
- 酸味を出したい場合・・・80℃〜85℃
- 苦味を出したい場合・・・90℃〜95℃
- 中間をとりたい場合・・・85℃〜90℃
上記がお湯の理想の温度です。
お湯の温度が高すぎてしまうと、コーヒーの雑味が出てしまいます。そのため、本格的なコーヒーを淹れたい場合は、温度管理などをするアイテムを利用することがおすすめです。
関連記事コーヒーに適したお湯の温度とは?温度管理のおすすめアイテム?
以上が美味しいコーヒーを淹れるためのポイントです。
コーヒーを淹れる際は、豆だけではなく、湯量や温度にもこだわるようにしましょう。
コーヒーを外出先で飲みたい場合は?
コーヒーを外出先で飲みたい場合は、水筒で持ち歩くか、ペットボトルや缶など市販で売られているものだと持ち運びしやすくなります。
水筒の場合は、自分で淹れた自分好みのコーヒーを持ち運べます。
他にも、お店で注文したコーヒーを水筒などのボトルに入れてくれるサービスがあるため、お得でペーパーレスのため環境にもやさしくなります。
関連記事コーヒー用水筒・タンブラーのおすすめ5選!選び方のポイントは「酸化」
また、ペットボトルや缶で販売されているものはすっきりと飲みやすいものが多くなります。
熱いコーヒーを水筒で持ち歩くとどうしても酸化して風味が損なわれてしまいますが、ペットボトルで販売されているコーヒーは保存しやすく風味も損なわれにくくなっています。
そのため、外出先で長くコーヒーを楽しみたい場合はペットボトルのコーヒーを選ぶといいかもしれません。
関連記事ペットボトルコーヒーおすすめ15選?ペットボトルコーヒーの選び方?
コーヒーがさらに美味しく飲める!相性が良い組み合わせを紹介
コーヒーを自宅で美味しく飲みたいという方におすすめなのが、「シナモン」や「チョコレート」と組み合わせることです。
それぞれどのような飲み方があるのか解説していきます。
シナモン
シナモンとコーヒーをあわせて飲むと、次のようなメリットがあります。
- 栄養分が豊富
- 血糖値の上昇を抑える
- 冷え性に効果的
- むくみ解消に効果的
- ダイエットに効果的
シナモンをふりかけると、様々なメリットがあることが分かります。市販などで販売されているシナモンパウダーをふりかけるだけでいいため、手間がかかることもありません。
また、シナモンコーヒーは、「アップルシナモンコーヒー」や「フルーティーシナモンコーヒー」などにアレンジすることもできます。シナモンの風味が好きという方は、普段飲んでいるコーヒーにシナモンを加えてみてください。
関連記事シナモンコーヒーの効果・効能とは?おすすめアレンジレシピを紹介?
チョコレート
コーヒー豆とチョコレートには、共通点が多いこともあり、相性が良い組み合わせです。コーヒーとチョコレートを合わせると、次のような効果があります。
コーヒーの覚醒効果をさらに引き出すことや生活習慣病の予防にもつながることが分かります。
また、チョコレートシロップがあると、簡単にコーヒーをカフェモカなどにアレンジすることもできます。日頃コーヒーとチョコレートを組み合わせる機械が多いという方は、カフェモカやモカ・ジャバなどを試してみてください。
関連記事コーヒーとチョコレートは相性抜群!?嬉しい効果やおすすめの組み合わせとは?
コーヒーは飲み過ぎないように適量を摂るようにしましょう
コーヒーはカフェインが入っていることにより、1日あたりの適量が定められています。
カフェインは脳が活性したり、ダイエット効果が確認されていますが、摂りすぎてしまうとかえって逆効果の場合があります。
こちらの記事で解説しているので、1日のコーヒーの適量を守りながら楽しんで味わってください。
関連記事コーヒー1日の適量目安は?カフェインの効果や摂取がおすすめの理由
まとめ
コーヒーを美味しく飲むにもさまざまな飲み方、豆・道具の選び方があります。
始めは美味しいコーヒーになるかわかりませんが、次はこうしてみようと試行錯誤する楽しみに変わるかもしれません。
普段何気なく飲んでいるコーヒーを自分で豆から選んで一杯一杯入れたコーヒーには特別感があり、コーヒーを共に素敵な時間を過ごせるでしょう。