
コーヒーミルの種類

手動コーヒーミル
自分の手でハンドルを回して豆を挽くタイプのコーヒーミルです。 ハンドルを通して豆を砕くゴリゴリとした感触や音が伝わるので、自分の手で豆を挽く時間そのものを楽しむことができます。 アンティーク調やレトロなデザインなど、インテリアアイテムとしても優秀なおしゃれなデザインが多いのも魅力です。 持ち運びにも便利な小さめのサイズの製品もあるので、アウトドアなど外でコーヒーを楽しみたいときにも活躍します。 手で挽く分、1杯分の豆を挽くのにも5分ほどかかってしまうため、時間のない人や1度に何杯分も挽きたい人には向かないでしょう。 粒の大きさにムラができやすいですが、摩擦による熱が発生しにくいので豆の風味を損ないにくいです。電動コーヒーミル
ボタン一つで手早く挽けるのが電動コーヒーミルの特徴です。 1度にたくさん挽けるので、忙しい朝や家族でコーヒーを楽しむときに活躍してくれます。 また、手動に比べ均一に挽くことができるので、味を追求したいという方に向いています。 ただし、電源のある場所にしか設置できない、サイズが大きい、作動音が気になるといった点が気になることも。 豆を挽く際に摩擦やモーターによって熱が発生しやすいという面もあります。 「手動ミル」や「電動ミル」については、下記の動画で詳しく解説されています。↓ぜひ参考にして下さい↓
https://youtu.be/hjrYP21ePDE
ミルは刃の種類も様々

プロペラ式
プロペラのような刃が回転することで豆を粉砕し、稼働時間によって粒の大きさを調節します。 リーズナブルなモデルが多く、お手入れもしやすいため、初心者におすすめのタイプです。 ただし、粒の大きさにムラができやすく、摩擦熱もかかりやすいので注意が必要です。コーン式(コニカル刃)
電動コーヒーミルの中で最も性能が高いタイプです。 2枚の刃が豆を切り刻むように挽くので、挽きムラが少ないのが特徴です。 摩擦熱を抑えられるので、コーヒー本来の香りや風味を損なわずに挽くことができ、挽き目の調整も細かくできます。 高い性能ゆえに高額な製品が多く、初心者よりはコーヒーの味にこだわりぬきたい上級者に向いています。グラインド式(臼式)
手動タイプ、電動タイプ共に多く見受けられるタイプで、2枚の刃で臼のようにすりつぶします。 そのため、摩擦熱はかかりますが、プロペラ式に比べて挽きムラが少なく、安価なモデルが多いです。 長く使用していると刃の間に粉が残りやすいので注意しましょう。コーヒーミルを選ぶときのポイント

均一に挽けるか
挽き目の均一さはコーヒーの味を左右する重要な要素です。 粒の大きさにムラがあると抽出される成分にもムラができてしまい、それが雑味や抽出過多を生むことがあります。 一般的に電動コーヒーミルの方が均一に挽けますが、刃の種類でも変わってくるので、選ぶときには使用されている刃の種類もチェックしましょう。用途で選ぶ
アウトドアなどに使用するなら電源が不要で持ち運びやすい手動タイプ。 1度にたくさんの豆を挽きたい、時間や手間をかけたくないなら電動タイプ。 というように、使用目的によっても向いているミルは変わります。 豆を挽く過程や雰囲気も楽しみたいという方には手動、手間をかけたくない、挽き目をしっかりコントロールしたいという方には電動がおすすめだと言えるでしょう。洗いやすさ・手入れのしやすさ
手入れの不足したミルには微粉末がたまり、それが混ざった粉でコーヒーを淹れると雑味が出ることがあります。 美味しいコーヒーを淹れるためには常にフレッシュな粉だけを使うことが大切です。 そのため、ミルをこまめに手入れすることが必要ですが、手入れのしづらいミルだと、掃除が行き届かなかったり、面倒になってしまいます。 ミルを選ぶときは分解できるか、水洗いが可能かなど、お手入れ面のこともチェックしておくといいでしょう。まとめ
