高校生のうちに資格を取るメリットは将来性です。
資格や検定を取っておくと何において有利になるのか、またどんな資格を取ればいいのか詳しく解説していきます!
高校生のうちに取っておきたい資格
大学受験(推薦入試・AO入試)や就職に有利になる資格をご紹介します。
大きく分けると5つです。
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- 英語系の資格
- 国語系の資格
- 数学系の資格
- パソコン系の資格
- 社会科系の資格
英語系の資格
【英検(実用英語技能検定)】
英検は大学入試における英語科目の単位認定といった優遇を受けられます。
志望校の入試に、英検を活用する入試制度を調べてみましょう!
また資格を取るときには、準2級・2級を目安にしてください。
【TOEIC】
TOEICは英語のコミュニケーション能力を公平かつ公正に評価される世界共通の基準がある試験です。
大学や短大、専門学校の推薦・AO入試の出願要件として認められたり、一定のスコア以上の人には英語科目の試験が免除されることもあります。
また、英語力は社会でも必要とされているので就職でも有利になります。
国語系の資格
【漢検(日本漢字能力検定)】
漢字検定は、大学や短期大学への進学を考えている人におすすめです。
その理由として、最近は試験だけではなく、資格の取得でも評価する大学が増えているからです。
特に漢検は、活用している大学・短期大学が600校以上あり、とても多いのが特徴なので漢字検定を取ることは進学の役に立つでしょう!
【語彙・読解力検定】
語彙・読解力検定は社会生活で必要な語彙や時事問題の知識、読解力を評価される資格です。
就職してからも役に立つ資格と言えるでしょう。
また、推薦・AO入試に優遇される場合があるので、志望校の入試制度に語彙・読解力検定を活用しているものがあるのか調べてみましょう!
資格を取るときは、準2級・2級を目安にしてください。
数学系の資格
【数検(実用数学技能検定)】
数検は、現時点での数学の実力がどのくらいなのかが分かる全国レベルの検定です。
数検を取っておくと、入試優遇・単位認定される場合があるので、志望校に数検を活用した優遇措置があるか調べてみましょう!
また資格を取るときには、2級・準1級を目安にしてください。
【簿記(日商簿記検定)】
簿記は、日本商工会議所が実施している簿記に関する計算や技能の理解度が分かる検定です。
推薦・AO入試で優遇されることもあるので、志望校の入試で簿記を活用した優遇制度があるのか調べてみましょう!
パソコン系の資格
- 基本情報技術者試験
- MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
【基本情報技術者試験】
基本情報技術者試験は、プログラミングなど情報技術に関する知識が問われる試験です。
基本情報技術者試験を取っておくと、入試で優遇される大学もあるので志望校の入試制度を調べてみましょう!
また、下位資格「ITパスポート試験」・上位資格「応用情報技術者試験」も優遇の対象です。
【MOS】
MOSは、Word・Excelなどマイクロソフト製品の技術が問われる試験です。
優遇される制度はありませんが、推薦・AO入試ではアピールポイントになります。
また、大学に入学してからの知識として使えるのでMOSを取っておくことはおすすめです。
社会科系の資格
【N検(ニュース時事能力検定)】
N検は、新聞・ニュースの報道を読み解き活用する時事力を養える検定です。
N検を持っていれば、入試のときに学科試験が免除されたり、出願書類で加点される大学もあるので、志望校の入試制度を調べてみましょう!
高校生の時に資格を取っておくべき理由
高校生の時に資格・検定を取っておくといい理由は3点あります。
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- 就職活動に有利になる
- 大学受験に役に立つ
- 将来の夢のためになる
就職活動に有利になる
コロナウイルスの影響で、就職先を見つけるハードルがあがっている世の中なので、ライバルと差をつける必要があります。
そんな中、資格を持っている方が圧倒的に就職では有利です。
資格を持っているからといって就職できるわけではありませんが、どちらを採用するか企業側が迷ったときには資格の有無を見るからです。
資格はないよりもあったほうが就職に有利な理由です。
大学受験の役に立つ
高校生の中には大学受験を控えている人も多いでしょう。
大学受験の受験方法は一般入試・推薦入試、AO入試などがありますが、資格を取っておくと
推薦・AO入試に役立ちます。
資格や検定を取ることで、受験のチャンスを広げられるのは受験生にとってはメリットと言えるでしょう。
将来の夢のためになる
明確に将来の夢や目標を持っている場合、それに基づいた資格を取ることは大きく夢に前進するでしょう。
専門的なスキルの必要な職業は、資格を持っていることが就職の条件となることもあるので、高校生の早いうちから資格を取ることを目指して取り組むことは大切です。
まとめ
高校生ときに資格を取っておくべき理由・取っておくべき資格をご紹介しました。
入試や就職が有利になる資格を、早いうちから取ることをおすすめします。
ぜひ自分にぴったりな資格・検定を探してチャレンジしてみてくださいね!