ピラティスは、効率よく筋力をつけることができる運動として、幅広い層の方から人気があります。もともとは、リハビリを行うために開発されたエクササイズでもあるため、運動は苦手な方でもできます。 この記事では、ピラティスの歴史やピラティスを継続することで、どのような効果を得ることができるのか解説していきます。
ピラティスとは?
ピラティスとは、姿勢を改善して、パランスを良くするためのエクササイズになります。 ピラティスは、第一次世界大戦中に怪我をした兵士のリハビリとして提案されたため、怪我により運動ができない方でも実践することができます。現在では、多くのアスリートや芸能人にも人気があり、毎日の生活に取り入れている方も多くいます。 また、ピラティスには、「マットピラティス」と「マシンピラティス」があります。それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。マットピラティス
マットピラティスとは、マットの上で行うピラティスになります。マットを購入すれば自宅でもピラティスを始めることができるため、気軽にエクササイズをしたいという方に向いています。 また、マットピラティスは、体幹を鍛えることが主な目的になります。そのため、身体全体を満遍なく鍛えることができるというメリットがありますよ。しかし、自宅でマットピラティスをしてしまうと、正しいフォームがなかなか身につかない場合があります。 マットピラティスは、日本でも流行っているため、一度スポーツジムやスタジオに行きレッスンすると、効率よくフォームを覚えることができますよ。マシンピラティス
マシンピラティスとは、ピラティスマシンを使用しながらエクササイスするピラティスのことをいいます。マシンを使用することで、600種類ものエクササイズをすることが可能になりますよ。 また、ピラティスマシンを使うことで、正しいフォームを覚えることができます。そのため、初めてピラティスを行う場合は、一度ピラティスマシンを使い、正しいフォームを覚えてしまうことがおすすめですよ。 そのほか、ピラティスマシンを使うことで、負荷を調製することが可能になります。身体を部分的に鍛えたいという方は、ピラティスマシンを使用してみてください。ピラティス行う5つの効果
ピラティスを行うと次のような効果があります。- 代謝の向上
- 姿勢を整える
- 内蔵を正しい位置に戻す
- 血流を良くする
- 自律神経を整える
代謝の向上
ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることができるため、代謝を上げることができます。代謝は、年齢を重ねると共に下がりにくくなるため、悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。 ピラティスは、激しい運動をせずにインナーマッスルを鍛えることができるため、筋トレが苦手という方でも気軽にすることができます。姿勢を整える
ピラティスを行うことで、背骨を正しい位置にする筋肉が身につきます。そのため、左右バランスがトレ、姿勢を整えることができますよ。 姿勢を整えることで、肩こりや腰痛、頭痛などを改善することができます。腹斜筋を鍛えることもできるので、メリハリのある身体を作ることができますよ。内蔵を正しい位置に戻す
ピラティスでは、骨盤を調製しながらインナーマッスルを鍛えることができるため、内蔵を正しい位置に戻すことができます。人間は、生活をしていると重力の影響を受けるため、内蔵が下がってしまいます。 内蔵が下がってしまうと、身体の不調や下腹の出っ張りに繋がってしまいます。また、痩せている場合でも、筋力がないと内蔵は下がってしまいます。 健康的な身体を作ることができるのもピラティスのメリットです。血流を良くする
骨盤を調整することは、血流を良くすることに繋がります。血流がよくなると、冷え性やむくみなどの改善にも繋がります。 そのほか、血流を良くすることで、乾燥肌や顔色の改善などの効果も期待することができます。美容のために運動を始めたいという方にもピラティスはおすすめですよ。自律神経を整える
自律神経とは、呼吸器や消化器などを調整するため、24時間働き続けている神経になります。この自律神経が乱れてしまと、だるさやめまい、ストレスなど、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。 ピラティスは、腹式呼吸が基本になるため、自律神経を整えることができますよ。身体を伸ばす動きやひねる動きは、ストレス解消の効果も期待できます。 ストレスを発散したい方やリラックスをしたい方にも、ピラティスはおすすめですよ。 こちらがピラティスをするメリットになります。また、ピラティスの効果を引き出すためには、継続的に行うことが重要になります。 始めのうちは、筋肉に負担がかかることも考え週に1回を目標に行うことがおすすめです。徐々に慣れてきたと感じた場合は、週3回行うと、より身体を鍛えることができますよ。ピラティスを始める際に必要なものは
ピラティスを始める際に必要なものは、次の2つになります。- 身体にフィットした服装
- マット