仕事における資格のメリット
資格の有無が仕事に与える最大のメリットは給料のアップです。 企業の中には特定の資格を有していれば手当てを支給しているところが多くあります。 また、転職の際にも資格があれば、より条件のいい企業や待遇で採用してもらえることがあります。 資格は特定の分野の知識や技術といった一定の能力を証明するものなので、キャリアアップの観点からも非常に価値のあるものだと言えます。 ただし、資格で給料のアップを目指すなら、従事する職種に利益を生む資格である必要があります。 では、給料のアップにつながる資格とはどのようなものでしょうか。給料が高い資格の特徴
給料が高い資格には共通点があります。 給料が高い資格の特徴についてご紹介します。独占業務がある
独占業務は資格を有していないと法的に行うことのできない業務を意味し、医師や弁護士、税理士などの仕事がこれに当たります。 誰でもできるわけではないので、独占業務のない仕事に比べて競争が少なくなり、給料が高くなる傾向にあります。難易度が高い
給料というのは勤労の対価として支払われる報酬です。 「自分が生み出した価値の大きさ」の対価として報酬を得るので、誰にでもできる仕事ほど安く、反対に限られた人にしかできない仕事は高くなります。 難易度の高い資格は限られた人にしか取得できないので、そういった資格は高収入な場合が多いです。 さらに、難易度が高いほど自ずと有資格者の数は少なくなるので、需要も高くなります。 医師や弁護士、公認会計士のように、難易度の高い資格は需要も高く、より高収入になります。独立が可能な資格
給料が高い仕事でも、会社に勤めている限りは給料に上限があります。 例えば、パイロットは会社に勤めるのが前提で独立はできません。 そうなると高収入な資格に変わりはありませんが、給料の上限は決まってしまいます。 一方で独立が可能な資格なら、報酬を自分で決定できるため収入に限界はありません。年収が高い資格TOP3
年収が高い資格のTOP3は次の通りです。1.医師(1,232万円)
2.航空機操縦士(1,191万円)
3.公認会計士(1,042万円)
()内は平均年収
やはり、上位は難易度の高い資格ばかりです。
医師、航空機操縦士については専門の学校で一定の知識や技術を身につけていないと受験さえもできません。
公認会計士は受験資格は必要ありませんが、昨年度の合格率は10.7%とかなりの難易度です。
これらの資格の取得には学費やテキスト代、勉強のための時間など、かなりの投資が必要となります。
その分就業した際には安定して高収入を得ることができます。