パーソナルカラー診断では、「ドレープ」を使用するのが一般的です。
イエベ/ブルベというと、一般的な言葉になりましたが、2パターンではなく、その先の4シーズンまで分類して診断します。
このドレープですが、あまり一般的な商品ではなく、価格も10万円を超える高額なものがあり、欲しくてもどれを選んでいいか悩んでしまいますね。
この記事ではこのパーソナルカラー診断に使うカラードレープの選び方について解説していきます。
カラードレープの使いやすさはパーソナルカラー診断において重要な要素ですので、ぜひ参考にしてください。
パーソナルカラーにドレープは必要?
パーソナルカラー診断では、ドレープというカラフルな布を使用します。カラフルな布を一枚一枚顔の下に当てていくことで、顔映りの変化をチェックすることができます。
ドレープは4シーズンに分かれ、一般的にはシーズンあたり10色程度の構成が多いです。自身に似合う色をチェックすることでどのシーズンになるのかを診断し、そのシーズンに似合うカラーを抑えていきます。
ドレープ診断では、自身の似合う色だけではなく、似合わない色の見え方まで知ることができます。 パーソナルカラーについて詳しく知りたいという場合は、ドレープを使用することがおすすめです。
ドレープの選び方
ドレープには、様々な種類があるため、正しい選び方を紹介します。
生地の種類
ドレープの生地には、次の3つの種類があります。- ポリエステル
- アクリル
- コットン(綿)
【ポリエステル】
ポリエステルは、鮮やかなで発色が良く、滑りやすい生地です。化学繊維であるためシワができにくい反面、光沢があるため50%を超えると正確な診断に支障をきたします。
ポリエステルの含有は50%未満のものを選んだほうが無難です。
【コットン(綿)】
綿は全体的にマットな質感で滑りにくいという特徴があります。化学繊維に比べてシワができやすいですが、光沢が無いことは色の判別がつきやすく、ドレープにおいては重要です。
また色展開も多いため一般的にはコットンが使用されます。
【アクリル】
アクリルは、ポリエステルに近い質感をしています。滑りやすさは、綿とポリエステルの間ぐらいという特徴があります。 ドレープの滑りやすさは、扱いやすさに繋がります。 そのほか、ドレープを選ぶ際は、サイズや重さなど、さばきやすいドレープであるのかを考える必要があるでしょう。ドレープの色の選び方
ドレープには多くの種類があるため、色の選び方が分からないという方も多いのではないでしょうか。 ドレープの色を選ぶ際のポイントは2つあります。①パーソナルカラーの4タイプの「色分類」をチェックする
パーソナルカラーは「スプリングタイプ」「サマータイプ」「オータムタイプ」「ウンタータイプ」の4つのタイプに分類されます。 現在販売されている多くのドレープは、この4つのタイプに分類されていますが、稀にパーソナルカラー用ではなく単純に色見本の目的で販売されているため分類が無いことがあります。
分類がない場合はパーソナルカラー診断に使うには不便なので避けましょう。
色については、各シーズンにそれぞれ6色以上あれば使えますが、シーズンの中に赤ばっかり、白ばっかりといった様な偏重がないかは注意しましょう。
②4タイプを比較して診断するときの「色の組み合わせ」をチェックする
ドレープで診断をする際は、色の組み合わせを重視する必要があります。 「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の4タイプのブラウンの違いがハッキリとしていることが重要です。 また、イエローベースのブルーとイエローベースのブルーを比較するためにも、色と色の違いがハッキリとしている必要もあります。 そのため、ドレープを選ぶ際は、色の差が分かりやすいものを選ぶようにしましょう。おすすめドレープセット
ここまで、ドレープセットの違いを紹介しました。そこで今回は、おすすめのドレープセットを3つ紹介します。
120色ドレープ
120色ドレープの仕様 | |
色数 | 120色 |
サイズ | 50cm×30cm |
生地 | ポリエステル |
付属品 | ドレープケース・ドレープシール |
価格 | 112,000円(税込) |
こちらのドレープは、120色のセットになっています。
生地はポリエステル製で、滑りやすくなっているため取り扱いには習熟が必要です。
また光沢が出てしまうため、診断時の光源には注意が必要です。なるべく自然光の明るい場所で、直射日光にならないような環境を意識すると良いでしょう。
28色ドレープ
28色ドレープの仕様 | |
色数 | 28色 |
サイズ | 50cm×30cm |
生地 | ポリエステル |
付属品 | ドレープケース・ドレープシール |
価格 | 21,000円(税込) |
ドレープの色はシーズンあたり7色で、使いやすさを重視したいという方に人気があります。また、生地一つ一つにタイプの名前が入っているため、パーソナルカラーを勉強中の方でも扱いやすいドレープです。
カラードレープは色数が多ければよいわけではなく、重要なのは色を使いこなすことです。経験値の少ない色を使うと診断を誤ってしまうこともありますので、6~8色/シーズンが取り扱いし易いでしょう。
こちらのドレープはポリエステル製なので滑りに注意が必要です。
ラーキャリオリジナルドレープ
ラーキャリオリジナルドレープの仕様 | |
色数 | 32色 |
サイズ | 50cm×21cm |
生地 | コットン |
付属品 | ドレープケース・ドレープシール |
価格 | 11,990円(税入) |
ラーキャリドレープは、パーソナルカラープランナー資格を提供しているラーキャリが作ったドレープで、診断のしやすさをベースに作られています。
シーズンあたり8色ずつで、生地はコットンであるため初めての方にも使いやすい仕様になっています。
また他の商品にくらべて価格も抑えられている部分もポイントです。
まとめ
パーソナルカラー診断をする際は、ドレープを使うとより自身に似合う色を知ることができます。ドレープを使うと、自身に似合わない色の見え方も知ることができます。 将来パーソナルコーディネーターとして働きたいという場合は、ドレープの扱いに慣れておく必要があります。 また、ドレープ診断以外にも、パーソナルカラーを診断する方法は、多くあります。興味があるという方は、下記の記事を参考にしてください。
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