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ピラティススペシャリスト資格とは

ピラティススペシャリスト資格では、ピラティスの歴史・呼吸法・身体構造・エクササイズ方法など、指導に必要な知識を総合的に学ぶことができます。
近年は美容・ダイエット・リハビリにも活用されるピラティスは、健康維持のために生まれたエクササイズとして、幅広い世代に人気です。
本資格は、インストラクターを目指す方や、自宅で専門知識を深めたい方にも最適です。

一般的なスクールでは、日程が限られ平日のみの実施も多く、資格取得が難しいこともありますが、ラーキャリなら学習スケジュールを自由に組めるので、仕事や家事と両立しながら、無理なくピラティス資格を取得できます。

何が学べるのか？

実際にどんなことが学べるのか？を教材の一部から抜粋してご紹介します。

※内容については更新されることがあります。

カリキュラム①

ピラティスの効果と歴史を知る

ピラティスは、ドイツ発祥のエクササイズです。知らない間に歪んでしまった身体を整え、新陳代謝アップなどの効果も期待ができるため、ダイエットを目的とした女性はもちろん、最近ではアスリートなどの男性にも注目が集まっています。ヨガと同じように思われがちなピラティス。そもそも誕生した背景から全く違うものなので、しっかり学習しましょう。

【Part.1　ピラティスの歴史編】
◆ピラティスとは
・ピラティスとは
・6つの原則
・ヨガとの違い
・ピラティスの歴史
・ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス
・ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスの功績
・多くの職業に取り入れられている

カリキュラム②

効果的なピラティスを行うための準備

呼吸法やパワーハウスなど、ピラティスを行うために重要なことがいくつかあります。また、効果的なエクササイズを行うためには自身の身体の作りをしっかりと理解しておく必要があるため、エクササイズを始める前に身につけておきましょう。

【Part.2　ピラティスの原則編】
◆呼吸法
・胸式呼吸と腹式呼吸の違い
・ピラティスの呼吸と効果
・骨格
・脊柱
・椎間板
・骨盤と股関節
・ピラティス用語
・パワーハウスとは
・筋肉との関係
・全身のアライメント
・脊柱のずれ
・肩甲骨のずれ

カリキュラム③

ウォーミングアップと内部テクニックのつながりを見出す

ピラティスには初級から上級まで様々なエクササイズがあります。ピラティスに重要なのは、「質と正確さ」です。中級から上級のエクササイズを効果的に行うために順序を追ったステップを身につけておきます。

【Part.3　ピラティスの実践編①】
◆セッションの基本
・ウォーミングアップとしての意味
・チェストリフト
・ペルビック・カール
・レッグリフトサイド
・レッグプルサイド
・チェストリフト・ウィズ・ローテーション　　など
◆腹筋ワーク
・ワンレッグサークル
・ワンレッグストレッチ
・ロールアップ
・ハンドレッド　　　　　など
◆脊柱
◆ブリッジング
◆伸展ストレッチ
◆アライメントを正しくする方法

実際に学べる内容の一例をご紹介

ピラティスの原則

呼吸
ピラティスにおいて呼吸は、身体全体を動かす「エンジン」のような役割を担い、基本原則の中心となる要素です。
普段は意識されにくい呼吸ですが、ピラティスでは呼吸をコントロールすることで、健康増進や身体機能の向上につながるとされています。正しい呼吸法を身につけることが、効果的なエクササイズの第一歩となります。

集中
ピラティスでは、一つひとつの動きを正確に行うことが重要であり、そのためには動作に集中する姿勢が求められます。
エクササイズの前には「どの部位をどう動かすか」を意識し、ボディ・アライメント（理想的な骨格の配置）を整えることを目的に、自分の動きと呼吸を一致させながら実践していきます。集中力をもって取り組むことが、ピラティスの効果を高める鍵となります。

ヨガとの違い

ピラティスとヨガは一見似ているようで、その目的や呼吸法に大きな違いがあります。

最大の違いは呼吸法にあります。
ピラティスでは胸式呼吸を用い、交感神経を刺激して身体を活性化させるのが特長です。これにより血行が促進され、新陳代謝が上がることで体型維持やインナーマッスルの強化、さらには病気・ケガの予防にもつながります。

一方、ヨガは腹式呼吸を中心とし、副交感神経を優位にしてリラックス効果を高めることを目的としています。心と身体の調和を重視し、ストレス軽減やうつ予防にも効果が期待されます。

また、ピラティスには「マシンピラティス」と呼ばれる器具を用いたトレーニングがあり、大型の機械で身体に負荷をかけながら動きをコントロールします。
対してヨガでは、マットを中心とし、補助的にブロックやボールなどの簡易グッズを使用する程度で、器具を使った負荷トレーニングは行いません。

ピラティスの歴史

ピラティスは、ドイツ出身のジョセフ・ピラティスによって考案されました。
彼は幼少期、喘息やリウマチ熱などの持病に悩まされ、病弱な体からくる歪みに苦しんでいたといわれています。病気に負けない身体を作るため、小学生のころから健康維持を目的とした体操を行い、身体を鍛えていきました。中学生になるころには筋肉がつき、美しい体型を手に入れたとされています。

成人後は、自己防衛術や身体操作の知識を深めていき、第一次世界大戦中には収容所の病院で負傷兵のリハビリを担当しました。ベッドのスプリングを使ったエクササイズや、患部に負担をかけずに行えるストレッチを考案したことで、怪我の回復を早める効果が注目されました。

これらの実践が、現在のピラティスメソッドの原型となり、「身体の回復と免疫力向上」に効果がある運動法として広まりました。

資格取得のメリット

メリット01
インストラクターや講師としての活動に活かせる！

ピラティススペシャリスト資格では、ピラティスの歴史や呼吸法、エクササイズの実践まで幅広く学べるため、指導者としての基礎がしっかりと身につきます。
資格取得後は、ピラティスインストラクターや講師として活動することができ、自宅開業や副業としての活用にもつなげられます。
メリット02
スポーツのパフォーマンス向上にも役立つ！

ピラティスは、インナーマッスルを鍛え、柔軟性と安定性を高めることで、アスリートのパフォーマンス向上にも効果が期待できます。
他のスポーツに取り組んでいる方でも、ピラティスを取り入れることで、より強くバランスの取れた身体を目指すことが可能です。
本講座では、実践だけでなくピラティスの理論も学べるため、目的に合ったトレーニングが行えるようになります。
メリット03
体幹を鍛えて、姿勢改善とシェイプアップを両立！

ピラティスは、呼吸とゆるやかな動き（フロー）を組み合わせながら体幹を鍛えることで、美しい姿勢とバランスの取れた身体へ導きます。
体幹が強化されると基礎代謝が向上し、脂肪が燃えやすい身体になるため、ダイエットやシェイプアップにも効果的です。
メリット04
リハビリ現場で役立つ＋αのスキルが身につく！

医療・介護・福祉の現場で働く方にとっても、ピラティスの知識は大きな強みになります。
高齢者やケガからの回復を支えるリハビリに、呼吸法や体幹トレーニングを取り入れることで、より幅広いアプローチが可能に。
資格を取得しておくことで、インストラクターや講師として、利用者一人ひとりのニーズに合わせた提案ができるようになります。