ピラティススペシャリスト資格取得講座

ピラティススペシャリスト資格では、ピラティスの「歴史」、「呼吸法」、「カラダのつくり」、「エクササイズ方法」などが身につけられる資格です。現在は、美容やダイエット、リハビリのためのエクササイズとしても取り入れられています。ピラティスは、健康維持のために生まれたエクササイズといわれています。その知識を自宅で習得でき、ピラティスインストラクターとしての知識をつけられるものがピラティススペシャリスト資格です。

ピラティスの資格取得は日程が決まっているところが多く、平日しかおこなっていないなど取得がしづらいですが、ラーキャリでは自分で学習のスケジュールを決められるため働きながら、仕事をしながらでもカンタンに資格を取得できます。

実際にどんなことが学べるのか？を教材の一部から抜粋してご紹介します。

※内容については更新されることがあります。

ピラティスの原則

呼吸
呼吸はピラティスにおいて、エンジンのような役割があり、基本原則の骨組であるといえます。呼吸は生きていくうえでいちばん重要な行為であるにもかかわらず、当たり前の存在として
あまり深く考えられることはありません。ピラティスでは、呼吸をコントロールすることにより、健康を増進したり、身体能力を高めたりするといわれています。

集中
正確にエクササイズを行うことが目的の一つでもあるため、現在、自身がどの程度動けるのかということを確認しながら実践していきます。エクササイズを始める前に、それぞれ抑えておくべきポイントを頭の中で確認します。
「ここを動かす」といったように考えながらエクササイズを始め、呼吸も意識します。ボディ・アライメント（理想的な骨と骨格筋の配置）を整えるためには、動作に集中し意識することが重要です。

ヨガとの違い

最大の違いは、呼吸法です。ピラティスとヨガは全く違う性質を持っています。ピラティスは交感神経を刺激し、活性化させる胸式呼吸を取り入れています。
全身の血液循環が良くなり、新陳代謝が上がって体型維持にも繋がる方法です。また、インナーマッスルを鍛えることが目的で、新陳代謝を上げ、病気や怪我の予防にも効果があります。一方、ヨガは腹式呼吸を取り入れていて、副交感神経を刺激して心をリラックスさせる効果があります。身体と心の調和を大きな目的としているため、うつ病の予防などにも効果的であるといえます。また、ピラティスではマシーンピラティスと呼ばれる種類において、マット以外の器具を使用します。大型の機械を使用し、コントロールしながら身体に負荷をかけるものです。一方、ヨガではマット以外に、簡単なグッズを使用することはありますが、器具を使用することはありません。（ポーズの補助をするために、ブロックやボールを使用します）

ピラティスの歴史

ドイツに生まれた、ジョセフ・ピラティス。幼少期はリウマチ熱や喘息などをよく発症していたそうです。病弱だった彼は、病気が原因で身体に歪みが生じていました。当時、流行っていた結核になることを恐れ、小学生のころから健康維持を目的に流行っていた２つの体操を行い、身体の歪みを矯正しました。中学生のころには綺麗な筋力がついたことにより美しい体型になったという経験をもとに、成人後には、自己防衛術などを習得したそうです。第一次世界大戦が始まるとジョセフ・ピラティスは、収容所の病院で働かされました。そこでは、ベッドのスプリングを利用したエクササイズや、負傷箇所に負担がかからないストレッチを考案し、負傷兵にリハビリをさせていました。これは現在のピラティスの原型になるものとされています。ジョセフ・ピラティスが作ったエクササイズは怪我の早期回復と共に、免疫力の向上が認められたのでした。

ラーキャリでのサポートは試験に合格し、認定証が発行されるまでではありません、資格取得後に開業や独立される受講者様の支援などもおこなっており、資格を取得後の新たなスタートもしやすい環境を作っております！