日本酒プロフェッショナル
資格取得講座とは?
日本酒をよりおいしく味わう知識と感性を磨く
本講座では、まず日本酒の「歴史」「原料」「製造方法」といった基礎知識から、次に「流通・保存・注ぎ方」の実践的な知識、さらに「飲み方・選び方・場面に合わせた提案力」まで幅広く学びます。通信形式で、自宅で自分のペースで進められるため、日本酒にまったく詳しくない方でも安心してスタートできます。飲食店・販売業の方はもちろん、趣味として知識を深めたい方にもおすすめです。幅広い知識と提案力が身につき、資格取得を通じて新たな関わりや楽しみが広がります。
学びを深める基礎知識
資格学習に関連する基本的な考え方や知識を、わかりやすくご紹介します。
日本酒の歴史 日本酒がいつ造られるようになったかは定かではありませんが、原材料は米・麹・水であるため、日本に稲作が伝わった弥生時代以降であることが考えられます。弥生時代前期には水稲が普及し...
日本酒の歴史
日本酒がいつ造られるようになったかは定かではありませんが、原材料は米・麹・水であるため、日本に稲作が伝わった弥生時代以降であることが考えられます。弥生時代前期には水稲が普及したとされていることから、今から2000 年ほど前だと推測できます。奈良時代には米麹を使用した醸造法が普及し、役所まで設けられて計画的な酒造りがおこなわれていました。
『大隅国風土記』(713 年以降)に、日本酒についての最古の記録があります。それは「口噛みの酒」といい、加熱した米などの穀物を口の中でよく噛み、それを吐き出して唾液に含まれる酵素で糖化し、野生酵母によって発酵を進めるという原始的な製造法です。口噛みの作業をおこなえるのは神社の巫女に限られており、神に捧げるために造られ始めたものだといわれています。
日本酒がいつ造られるようになったかは定かではありませんが、原材料は米・麹・水であるため、日本に稲作が伝わった弥生時代以降であることが考えられます。弥生時代前期には水稲が普及したとされていることから、今から2000 年ほど前だと推測できます。奈良時代には米麹を使用した醸造法が普及し、役所まで設けられて計画的な酒造りがおこなわれていました。
『大隅国風土記』(713 年以降)に、日本酒についての最古の記録があります。それは「口噛みの酒」といい、加熱した米などの穀物を口の中でよく噛み、それを吐き出して唾液に含まれる酵素で糖化し、野生酵母によって発酵を進めるという原始的な製造法です。口噛みの作業をおこなえるのは神社の巫女に限られており、神に捧げるために造られ始めたものだといわれています。
日本酒にまつわる風習 お屠蘇は祝い酒として、人日の節句であるお正月に飲まれるお酒であり、日本では古くから縁起が良いものとして親しまれてきました。お屠蘇の正式名称は「屠蘇延命散」で、数種類の生薬をお...
日本酒にまつわる風習
お屠蘇は祝い酒として、人日の節句であるお正月に飲まれるお酒であり、日本では古くから縁起が良いものとして親しまれてきました。お屠蘇の正式名称は「屠蘇延命散」で、数種類の生薬をお酒で漬け込んだ薬草酒です。中国では「蘇」という病気や災いをもたらす鬼を「屠る」、つまりは災いから「屠」で切り離し、「蘇」でよみがえることから、無病息災が叶うと信じられてきたことが由来となっています。大晦日の夜に緋色の三角の袋に屠蘇延命散を入れて井戸にぶらさげ、元日に吊り下げてお酒につけてから飲まれている風習があります。
お屠蘇は祝い酒として、人日の節句であるお正月に飲まれるお酒であり、日本では古くから縁起が良いものとして親しまれてきました。お屠蘇の正式名称は「屠蘇延命散」で、数種類の生薬をお酒で漬け込んだ薬草酒です。中国では「蘇」という病気や災いをもたらす鬼を「屠る」、つまりは災いから「屠」で切り離し、「蘇」でよみがえることから、無病息災が叶うと信じられてきたことが由来となっています。大晦日の夜に緋色の三角の袋に屠蘇延命散を入れて井戸にぶらさげ、元日に吊り下げてお酒につけてから飲まれている風習があります。
日本酒に必要なお米 精米歩合とは、精米が玄米から残った米の割合をパーセンテージで表したものです。また、玄米から表層部を削った米を精米といいます。玄米から削った部分を「精白率」といい、精米歩合80...
日本酒に必要なお米
精米歩合とは、精米が玄米から残った米の割合をパーセンテージで表したものです。また、玄米から表層部を削った米を精米といいます。玄米から削った部分を「精白率」といい、精米歩合80%と精白率20%は同じものを表しています。通常、米を食事に使用する際の精米歩合は90%で、日本酒に使用する場合はより磨かれた状態の70%ほどで使用されます。原料や製造方法によって区分けされた特定名称酒に大吟醸酒がありますが、大吟醸酒は精米歩合が50%以下でないと名乗れない決まりがあります。つまり、玄米から半分を削った米を日本酒造りに使用しているため、手間がかかりますが、雑味のないクリアな味に仕上がります。ここまで米を削るのは雑味を残さないためにおこなわれています。通常、米の表層部にはタンパク質や脂質、でんぷんなどの栄養素が詰まっています。しかし、この栄養素は日本酒造りの際に雑みが出る原因とされ、お酒の香りを消してしまいます。そのために、米の表層部を削っていますが、精米歩合が高ければ良いお酒であるとはいえない点に日本酒造りの奥深さがあります。
精米歩合とは、精米が玄米から残った米の割合をパーセンテージで表したものです。また、玄米から表層部を削った米を精米といいます。玄米から削った部分を「精白率」といい、精米歩合80%と精白率20%は同じものを表しています。通常、米を食事に使用する際の精米歩合は90%で、日本酒に使用する場合はより磨かれた状態の70%ほどで使用されます。原料や製造方法によって区分けされた特定名称酒に大吟醸酒がありますが、大吟醸酒は精米歩合が50%以下でないと名乗れない決まりがあります。つまり、玄米から半分を削った米を日本酒造りに使用しているため、手間がかかりますが、雑味のないクリアな味に仕上がります。ここまで米を削るのは雑味を残さないためにおこなわれています。通常、米の表層部にはタンパク質や脂質、でんぷんなどの栄養素が詰まっています。しかし、この栄養素は日本酒造りの際に雑みが出る原因とされ、お酒の香りを消してしまいます。そのために、米の表層部を削っていますが、精米歩合が高ければ良いお酒であるとはいえない点に日本酒造りの奥深さがあります。









