ワインプロフェッショナル資格取得講座

ぶどうから造られる醸造酒の特徴（ワイン）

＊ぶどう自体に水分を含んでいるためぶどうの味わいがそのまま影響する
＊ぶどう自体に糖分を含んでいるため糖化の工程が不要

ワインはぶどう自体に水分を含んでいるため、別途で水を必要とせずそのままワインとなります。そのことからワインの味わいの8 割～ 9 割はぶどうの品質で決まるといわれています。また糖分においてもぶどうに糖分が含まれているため、そのまま置いておいても酒になります。

ワインの格付け
ワインは世界で造られており、ブドウを栽培する気候や栽培方法、収穫、醸造方法などさまざまな個性が出てきます。ワインの個性を出しながらも品質を保つために「ワイン法」は定められており、その品質基準となるものが「格付け」です。ワインの格付けは世界各地によって定められているものが異なります。フランスではボルドーやブルゴーニュなど産地によっても格付けが異なります。ワインの品質分類が分かる格付けには階層があります。

メジャーなブドウ品種（赤ワイン）

カベルネ・ソーヴィニヨン
世界で最も栽培されている品種で、フランスのボルドー地方が原産ですが、カナダやレバノンと、冷涼な地から温暖な土地までほぼ全てのワイン産出国で生産されています。赤ワインの王者ともいわれ、ボルドーの5 大シャトーに代表されたり気軽に楽しめる1000円台のものまで生産されているのも人気の1 つです。

ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地方を代表する赤ワインで、代表的なワインとして超高級ワインのロマネコンティが挙げられます。気候や産地、醸造方法により味はさまざまですが、弱めのタンニンで渋味が少なく程よく酸味がきいた繊細な赤ワインです。栽培やワインを生産するのも難しく、近年アメリカやニュージーランドで栽培され、赤ワイン以外にもシャンパンやフランチャコルタ、白ワインのスパークリングワインにも使用されています。