リンパマッサージの歴史
リンパマッサージの元々の手法は、デンマーク出身のエミルボッダー博士と彼の妻により開発されました。リンパマッサージの始まりやメカニズムについて解説していきます。
エステサロンやリラクゼーションサロンで施術されるリンパマッサージは、もともとは理学療法の一つでした。人間の身体に働きかけ、循環作用を高めることから西洋医学発祥ではあるものの、東洋医学との相性も良く、アジアでも広く受け入れられてきました。
近年ではSNSやインターネットでも集客ができ、副業として始められることもあって個人サロンを中心に取り入れられています。
リンパマッサージの元々の手法は、デンマーク出身のエミルボッダー博士と彼の妻により開発されたものです。
解剖学や物理医学に知見のあった博士が、リンパの存在を知ることとなり、それを医療に応用したものがリンパマッサージの発祥です。
その後、ヨーロッパや他の国々の医師に伝わり、1960年代には世界に普及することになりました。
リンパマッサージは資格が登場したことでこれまでよりも注目を集めていますが、資格には公的資格と民間資格があり、民間資格となっています。
個人店でリンパマッサージを施術するにあたっての免許の様なものは存在せず、あくまでも技量や知識を証明する一環として民間資格が注目されています。
免許は不要なものの、専門領域であることは間違いなく、リンパ系や施術の手技についてなど、お店の案内だけではわかりにくいものについて資格の認定証があることでお客様に安心や信頼を感じて頂きやすくなることが資格取得の最大のメリットと言えるでしょう。
民間資格であるため、様々な団体の資格が登場しており、ご自身の状況に適したものを検討されることがおすすめです。
リンパマッサージの資格をお仕事で活用するとしたら、最も有力なのはやはりお店に掲示することになると思います。
開業であれ、お勤めであれ顧客(ユーザー)に対してセラピストのスキルをわかりやすく伝えることは、安心や信頼への第一歩となります。
もちろん、実際の施術が重要であることは変わりないですが、セラピストが有資格者あるとわかれば、顧客は安心して施術に臨むことができます。身体が緊張したままでは施術の効果が薄れるように、心的な緊張もほぐしてあげる上で、資格の認定証などを店舗に掲示しておくことは非常に効果的であるといえます。